Bez popisu

NanashiNoGombe d677b108fb Bump version před 2 roky
lua 60dd31cd72 Update lua sample script před 2 roky
.gitignore 3d15608573 gitignore and LICENSE před 3 roky
BBS2chProxyAuth.cpp b35118e8f8 move hmac-related functions to a separate file před 2 roky
BBS2chProxyAuth.h 05f0aa1652 20150312 před 9 roky
BBS2chProxyConnection.cpp c3ba083bf7 ignore all-zero key ins setMonaKey před 2 roky
BBS2chProxyConnection.h 5f655aecda shared regexp instances před 2 roky
BBS2chProxyHttpHeaders.cpp 9989ec21f4 allow chunked transfer encoding from client před 2 roky
BBS2chProxyHttpHeaders.h 9989ec21f4 allow chunked transfer encoding from client před 2 roky
BBS2chProxyRawSocket.cpp be4ee318da socket I/O abstraction před 2 roky
BBS2chProxyRawSocket.h be4ee318da socket I/O abstraction před 2 roky
BBS2chProxySecureSocket.cpp e19b883d29 MITM mode před 2 roky
BBS2chProxySecureSocket.h e19b883d29 MITM mode před 2 roky
BBS2chProxyThreadInfo.h 68094204d0 20170422 před 7 roky
DataStorage.cpp 9a65b31f2e 20150223 před 9 roky
DataStorage.h 9a65b31f2e 20150223 před 9 roky
IBBS2chProxySocket.h be4ee318da socket I/O abstraction před 2 roky
LICENSE 3d15608573 gitignore and LICENSE před 3 roky
Makefile 36c50a8666 new request header management scheme před 2 roky
Makefile.mingw 36c50a8666 new request header management scheme před 2 roky
README.md 14703d9dae README před 2 roky
dependencies 36c50a8666 new request header management scheme před 2 roky
hmac.c b35118e8f8 move hmac-related functions to a separate file před 2 roky
hmac.h b35118e8f8 move hmac-related functions to a separate file před 2 roky
main.cpp d677b108fb Bump version před 2 roky
stringEncodingConverter.c 0ec27d6423 strictly enforce CP932 to UTF-8 conversion rule when using iconv před 2 roky
stringEncodingConverter.h 66f27d2e59 ShiftJIS to UTF-8 converter před 2 roky
utils.h 262642dfce convert request body to UTF-8 when using API for posting před 2 roky

README.md

これは何?

read.cgi経由でdatファイルを生成、もしくはAPIでdatを取得し、クライアントに返すプロクシです。
接続先が*.2ch.netの場合、内部でURLを*.5ch.netに変換した上で接続を行います。

使い方

起動し、各ブラウザのプロクシ設定を変更してください。デフォルトではポート9080で接続を受け付けます。以下のオプションが指定可能です。

  • -p port

    ポート番号を指定します。デフォルトは9080です。

  • -t timeout

    タイムアウト(秒) を指定します。デフォルトは30秒です。

  • -a user-agent

    read.cgiもしくはAPIにアクセスするときのUser-Agentヘッダを上書きします。デフォルトはクライアントの指定した値です。

  • -g

    全ての接続を受け付けます。これを指定しない場合は、同じマシンからlocalhost(127.0.0.1)への接続のみを受け付けます。

  • -c

    HTTP CONNECTリクエストを受け付けます。httpsなプロクシとして動作するようになりますが、リクエストの改変は行えないので単純なプロクシとしてのみ機能します。

  • -4

    強制的にIPv4で接続します。

  • --proxy server:port

    プログラムが使うプロクシサーバを指定します。
    socks4://192.168.1.1:1080のように頭にsocks4://socks5://を付けると、socksプロクシを指定できます。

  • -b backlog

    listen関数で接続を待ち受けるソケットのbacklogの値を指定します。デフォルトは32です。

  • -s

    *.2ch.net, *.5ch.net, *.bbspink.comドメインへの接続をhttpsで行います。

  • --api AppKey:HmacKey

    このオプションを指定すると、5ch/bbspinkの読み書きにAPIを利用します。読み込みはread.cgi経由ではなくAPIで直接datを取得します。いわゆるApp keyとHMAC keyの2つをコロンで連結して与えてください。なお、bbspinkへの書き込みについてはbbs.cgiがAPIに対応していないためデフォルトではAPIは使われません。

  • --api-usage read|post|all|postinclpink|allinclpink

    --apiオプションが指定されたときにAPIを使う用途を指定します。readを指定すると読み込みのみ、postを指定すると書き込みのみ、allを指定すると読み書き両方にAPIを使います。デフォルト値はallです。postinclpinkあるいはallinclpinkを指定することでbbspinkへの書き込みにもAPIを使うことができます。

  • --api-auth-ua user-agent

  • --api-dat-ua user-agent

    APIのSID取得時、dat取得時のUser-Agentヘッダの値を指定します。

  • --api-auth-xua X-2ch-UA

  • --api-dat-xua X-2ch-UA

    APIのSID取得時、dat取得時のX-2ch-UAヘッダの値を指定します。

  • --api-server server

    APIのゲートウェイサーバを指定します。デフォルト値はapi.5ch.netです。

  • --chunked

    素通しする接続に対して、Transfer-Encoding: chunkedなレスポンスをchunkedなまま送り返します。
    SofTalk WEBというソフトがこのオプションを指定しないと動かないようです。

  • --verbose

    多少詳しくログを表示します。

  • --bbsmenu URL

    URLで指定したアドレスを板リストとみなし、HTMLのリンク中に出現する"5ch.net"の文字列を"2ch.net"に、"https://"を"http://"にそれぞれ置換します。

  • --bbscgi-header "header: value"

    5ch.netのbbs.cgiに接続要求する際、指定したheaderのリクエストヘッダの値をvalueに上書き (存在しない場合は追加) します。オプションを複数指定することで複数のヘッダを書き換えることができます。
    valueの部分に%HOST%もしくは%BOARD%もしくは %THREAD%という文字列が含まれている場合、%HOST%はリクエスト先URLのホスト名に、%BOARD%はリクエストボディから取得した掲示板の名前に、%THREAD%はリクエストボディから取得したスレッドのkeyにそれぞれ置き換えられます。

  • --bbscgi-postorder "field1,field2,..."

    5ch.netのbbs.cgiに接続要求する際、指定した順序にリクエストボディのフィールドを並べ替えます。順序はカンマ区切りでフィールド名を指定してください。指定しなかったフィールドは指定したものの後に続きます。

  • --bbscgi-lua path

    5ch/bbspinkのbbs.cgiPOSTリクエストが送られる直前にproxy2chから呼び出されるLuaスクリプトのパスを指定します。
    このスクリプトにwillSendRequestToBbsCgiという関数を定義することにより、proxy2chがbbs.cgiに対して送るリクエストヘッダ/ボディを自由に改変することができます。詳しくはサンプルスクリプトを参照してください。
    --bbscgi-headerオプションと同時に指定した場合、まず--bbscgi-headerオプションによりヘッダの改変が行われ、その後にこのオプションで指定したスクリプトが実行されます。

  • --gikofix

    ギコナビで5ch.netに書き込めない問題を解消します。bbs.cgiにPOSTする際のbody末尾の余計な改行を取り除きます。

  • --mitm minimal|all

    -cオプションと同時に指定することでいわゆるMITM proxyとして動作するようになります。--mitm minimalとすると5ch.netやbbspink.com等proxy2chが介入する可能性のあるドメインへの接続のみMITMを行い、--mitm allとすると全てのHTTP CONNECTで受け取った接続に対してMITMを行います。

  • --mitm-ca-cert path

    MITMモードでサーバ証明書の署名に使うPEM形式の(自己署名)認証局証明書を指定します。

  • --mitm-ca-key path

    MITMモードでサーバ証明書の署名に使うPEM形式でパスフレーズなしの秘密鍵を指定します。

  • --mitm-certgen

    --mitm-ca-cert--mitm-ca-keyで使える自己署名CA証明書 (有効期限3年) と秘密鍵を生成してPEM形式で標準出力に出力して終了します。

MacのBathyScapheやThousandのように、システムのプロクシ設定を利用し独自のプロクシ設定が不可能な場合は、付属のproxy.pacのようなプロクシ設定ファイルを使うと良いかと思います。 最近のOSX(10.10だけ?)では、同じドメインのサーバに対して既にキープアライブ状態の接続があるとプロクシ経由での接続を行ってくれないらしく、そのような場合はproxy_yosemite.pacのようにプロクシ経由にするアドレスを増やしてみるといいかもしれません (究極的には全ての2ch.net/bbspink.com向けの接続をプロクシ経由にすれば解決するはず)。

なおOSX 10.11.5以降では、安全性のためにpacファイルに完全な(ドメイン名以降のファイルパスを含む)URLが渡されない仕様になったらしく、urlのマッチングを使用したpacファイルは機能しません。proxy_10.11.5.pacのように2ch.net/bbspink全体を対象にするか、各ブラウザが独自にプロクシ設定に対応することを期待する以外ないようです。

注意

read.cgi経由モードでは、既に直接datを取得したことのあるスレッドに対してこのプロクシ経由で差分取得を行う場合、(主に半角スペースの個数を厳密に再現できないために)不整合が起こる可能性があります。この場合、一度ログを削除して再取得を試みてください。API経由とread.cgi経由を切り替えて使うような場合も同様の問題が起こります。

-sオプションを指定した場合、使用するlibcurlがTLS/SSL対応でビルドされている必要があります。libcurlがバージョン1.1.0未満のOpenSSLもしくはバージョン2.9未満のLibreSSLを使う場合、スレッドセーフを保証するためにロック処理を行う関数を明示的に設定する必要がありますが、proxy2chはこれを行いません。これが原因でクラッシュが発生する可能性があるので、該当するバージョンのOpenSSL/LibreSSLをどうしても使わなければならない場合はこれを参考にロック処理を実装してください。

Luaについて

--bbscgi-luaオプションを使うためにはLuaのヘッダ類を用意した上でUSE_LUAマクロを定義してビルドし、libluaにリンクする必要があります。このオプションを使わないのであればLuaは不要です。

MITMモードについて

今の所実験的な機能です。有効にするにはビルド時にUSE_MITMマクロを定義する必要があります。OpenSSLのAPIに完全に依存しているため、どの環境でもビルドにはOpenSSLあるいはLibreSSLのヘッダ・ライブラリ類が必要です。OpenSSLを使う場合は1.1.1系を推奨します。3.0系にした場合はハンドシェイクで古い署名アルゴリズムを要求するクライアント (例えばJaneStyle) で動作しないようです。

コンパイル方法

MacとLinux等Un*xでは、Makefileを使います。 Windows (MinGW/MSYS) の場合、Makefile.mingwを使います。

Macの場合、たぶんそのままコンパイルできるはずです。
その他Un*x系の場合、libcurlとlibiconv、libcrypto(OpenSSL)もしくはGnuTLSが入っていなければ入れましょう。libcurlがSSL/TLS非対応だとAPIに接続できないので注意してください。 Windowsの場合、MinGW/MSYSだけではライブラリが不足しており、コンパイラが認識するよう各ライブラリ/ヘッダ類を適切にインストールする必要があります。以下にMinGWを用いてWin32向けのバイナリを生成する際に必要なファイルの入手先の例を示します。

  • libcurl
  • pthread (MinGWに含まれていない場合)
  • regex (MinGWに含まれていない場合)
  • Lua (--bbscgi-luaオプションを使いたい場合のみ)
  • OpenSSL (MITMモードを使いたい場合のみ)